平成十五年二月四日、周桑郡丹原町では町内二校の中学校合同で少年式が行われました。式典では町長はじめ来賓各位からお祝いのお言葉をいただき、また生徒を代表して少年式を迎えた中学二年生の決意発表が行われました。
小学生のころから手話サークルに参加し、ボランティア活動に興味を持っていた佐伯さんは、二年生の一学期に行なわれた老人福祉施設での職場体験を通して
「・・・職場体験では、普段できない体験をし、人と人のつながりを強く感じました。また、手話サークルでは簡単なことでも一つ一つのことを大切にしなければならないこと、人の立場に立って物事を考えないといけないということを学びました。
このような活動を通して、福祉関係の仕事はとてもやりがいのあるものだと実感し、将来は福祉関係の仕事に就きたいと思っています。そのためには広い視野を持つ必要があり、もっともっといろいろな勉強をし、体験を積み重ね、これからは何事にも積極的にチャレンジしていきます。また、ボランティアについても、さらに学習を深め、障害を持った人たちや、お年寄りの気持ちを少しでも理解できるようになればと思います。
そして、マザーテレサのように自分から進んでボランティア活動ができる大人になりたいです。」
と決意発表をしました。
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